短時間正社員とは、勤務が「週2日」や「月60時間」であっても、一定の条件を満たせば、正社員になることができる制度。大阪市内で開かれた短時間正社員の制度を学ぶ勉強会には、企業経営者など約20人が参加した。この制度をことし4月に導入した兵庫県の中小企業。ここで、業務委託のかたちで働いていた藤本さんは、任せられる仕事が増えたことから、4月から短時間正社員として登用された。労働時間は、月60時間の契約だ。自宅では、2人の子育てと、フリーランスとして別の仕事もしている。会社に出勤するのは、週1日だが、社会保険も適用されている。会社の社長は、短時間正社員の制度は、優秀な人材を確保しやすくなる手段になるなどと話した。