大谷は岩手・花巻東高校から北海道日本ハムファイターズへ入団し、プロ1年目から年俸は高卒ルーキーの最高額となる1500万円と推定された。投打二刀流で名を馳せ、プロ入りから5年となる2017年には2億7000万円まで上昇した。エンゼルスでの1年目は規定により年俸は6000万円だったが、2021年にはア・リーグMVPを獲得するなどし、今年は43億円まで年俸が上昇している。古内氏はMLBの年俸について、25歳未満は1球団につき8億6500万円ほどの予算で契約を結ぶルールが存在していたことでここまで割安の契約となったという。年俸調停を回避して割安で契約したことで2022年も5億7750万円ほどだった。お金よりもMLBの夢を選んだことでここまで破格のやすさだったと見られる。エンゼルスの同僚であるトラウトは12年4.2億ドルという契約だったが、仮に5億ドルの契約が組まれればMLB史上初となる。古内氏は二刀流選手がマーケットに出るのはこれが初であり、金額が破格になることが予想されると良い、北米のプロスポーツでも最大の数字となることが予想される。年俸の高さから単年での契約も予想されるのだと言い、この場合は6000万ドル(90億円)の契約になる可能性があるという。また、代理人の報酬は最大で給与の5%程となっているが、もし900億円の契約を結べば45億円が報酬になるという。MLBの観客数は2万9295人と、日本の2万9219人とも余り変わらないものの、それでもMLBの選手が高給を獲得できる背景には理由があるという。