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「芸術新潮」 のテレビ露出情報

村上隆が書いたスーパーフラットに関する書籍ではある本からの影響をみてとることができる。辻惟雄著書の奇想の系譜は1970年に日本美術史家の辻惟雄が発表しその後の美術界を一変させた書物。現代の伊藤若冲ブームもこの本で紹介されたことがきっかけ。村上にとって辻惟雄は自ら提唱したスーパーフラットの理論的支柱で師匠と呼んで慕っている。2人の関係は2009年からの2年間で急速に深まった。雑誌の誌面で一緒に連載を持つことになった。辻惟雄がお題の文書を書き、村上隆がそれに対し絵で答える。日本の名画のエッセンスを引き継ぎながらまだ誰もみたことがないビジュアルを展開。以後この制作スタイルは村上作品の一ジャンルとして定着していく。辻惟雄からのお題は奇想の絵師の曽我蕭白が描いた雲龍図。村上はそれに対して絵で答えなければいけなかったが辻惟雄に言われた言葉を根に持っていたというが、辻にアシスタントばかりに絵を描かせて怠慢だと言われたという。こうして雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》という作品が出来上がった。辻惟雄はアーティストは人の意見を聞かない人も多いが彼にもそういった所はあるが、自分が共感したものに対しては無にして受け入れてくれるような所があり素直で率直だという。秋山は今日の作品の「風神図」「雷神図」についても村上隆と辻惟雄のような関係性が見えてくると答えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月14日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
楳図かずおが昭和11年に小学校教師の父と優しい母のもとにうまれた。幼い頃には奈良県の山村で過ごし、父は子守唄のように地域につたわる恐ろしい蛇伝説を語ってくれた。その時の経験が30歳で実を結ぶ。その名を世に知らしめたへび少女という作品は母親が口の裂けた蛇女となり、娘を食べようとする物語。以来、ホラー漫画ブームの先駆者として話題作を連発。漂流教室は滅亡した地球で[…続きを読む]

2025年5月3日放送 21:05 - 21:55 NHK総合
太陽の塔 消えた顔を追え(太陽の塔 消えた顔を追え)
福岡は行方捜しと並行して岡本太郎の足跡を辿った。岡本太郎は当時縄文時代に関心を寄せ、現代人が失った生命のほとばしりを見出していた。太陽の塔には万博に対するアンチテーゼが埋め込まれていた。大阪万博が掲げたテーマは「人類の進歩と調和」。丹下健三が設計した大屋根は、万博を象徴する展示とされた。丹下は地上30メートルの高さに空中未来都市を作ろうとしていたが、岡本は設[…続きを読む]

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