今月、22人がパリパラリンピックへの代表に内定。そのうち最多3人が所属する宮前ドルフィンというチームがある。神奈川県を拠点とし、知的障害と運動機能障害の選手が所属。3大会連続でパラリンピアンを輩出。コーチの稗田さんは、子どもと一緒に水泳を始めたことをキッカケに指導者の道に入った。40年にわたり数多くの選手を育ててきた。練習では、1人1人の個性に合わせた工夫をしている。小さい頃から教えていくので、成長するのが一個一個見えてくるという。稗田さんのもとで成長した芹澤美希香選手。2大会連続でパラリンピックの代表に内定している。稗田さんと出会ったのは高校生の時。当初は自分の考えを口にするのが苦手だったが、今では自分の目標を語れるようになってきたという。稗田さんは、このチームがみんなの心の拠り所でありたいと願っている。