イギリス・ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール前から中継。きょうからこの場所で5日間大相撲ロンドン公演が行われる予定。大相撲の海外公演は20年ぶりで、ロンドンでは34年ぶりの開催。このホールは1871年に作られた建造物で、ビクトリア朝時代の建築様式が特徴。過去にはアインシュタインらがスピーチしている。会場はドーム型で、中には土俵などが作られた。検疫のため土は半年かけイギリスで適した土を調達。つり屋根もイギリスで制作された。横綱・豊昇龍は「これが大相撲だというものを見せたい。」、大の里は「両横綱揃っての土俵入りなどを楽しんでもらえたら。」などとコメント。日本からは約120人の力士らが来ていて、市内では力士を見かける事もあるという。地元紙では一面を使って公演を取り上げていて、見出しには「ロイヤル・アルバート・ホールに30年ぶりにスターの力士が来る」などと書いてある。大相撲を巡っては外国出身の力士が増えた事や日本でインバウンドの需要が急増する近年は海外からの関心の高さが伺える。来年6月にはパリでの公演も予定されている。この公演は28日の特集で伝える予定。