取材したのは、きのうのオープン時には新米が27袋あったという東京都内のスーパー「アキダイ関町本店」。約30分で完売したという。新米が流通し始め期待されているコメ不足の解消。都内の別のスーパー「スーパーイズミ」。次の新米入荷は金曜日と土曜日、明日はもしかしたらないという形になってしまうという。価格は去年の同時期に比べ上昇していて、茨城県産コシヒカリ5kgは去年2500円だったがきのうは約1.5倍の3768円に。それでも連日多くの客が新米を求めて詰めかけているという。食品宅配大手のオイシックスがきょうから始めるのが、2025年度の新米予約。コメ不足への不安の高まりからか、ことしの新米予約が1.4倍に増加。これを受けて来年度の予約開始の予定を大幅に早めたという。価格については、契約農家から米を直接仕入れることで市場価格に左右されず、予約時点での一定価格で販売。配送開始は来年10月からだという。
猛暑によるコメ不足の解消を試みる取り組みも。埼玉・熊谷市にある農業技術センターで開発されているのが、暑さに強い新品種「えみほころ」。埼玉県農業技術研究センター・水稲育苗担当・大岡直人担当部長は「高温による障害を軽減できるので暑い年でも高品質なものが生産できて安定した確保にもつながる」とコメント。えみほころは現在、商品として販売できるよう品種登録を申請しているという。
猛暑によるコメ不足の解消を試みる取り組みも。埼玉・熊谷市にある農業技術センターで開発されているのが、暑さに強い新品種「えみほころ」。埼玉県農業技術研究センター・水稲育苗担当・大岡直人担当部長は「高温による障害を軽減できるので暑い年でも高品質なものが生産できて安定した確保にもつながる」とコメント。えみほころは現在、商品として販売できるよう品種登録を申請しているという。