茨城県内の田園や伝統的な街並みを自転車で巡る外国人向けのサイクリングツアーが行なわれている。ツアーは茨城県が台湾の大手自転車メーカー・ジャイアントと連携して、おとといから県内で初めて行っていて、台湾や香港、シンガポールから10人余りが参加している。きょうは全長およそ180キロの「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の一部、土浦市から伝統的な街並みが残る桜川市の真壁地区までを巡った。真壁地区に到着すると江戸時代から続く酒蔵や大正時代の蔵を改装した織物の雑貨店を見学し、日本の伝統的な文化を興味深く感じとっていた。今回のツアーは台湾などで新たな観光のモデルコースになるということで、茨城県は自転車観光を目的とする外国人客を増やしたい考え。ツアーはあさってまで行われる。