埼玉県八潮市の陥没事故現場の様子。2台の重機が作業。穴はきょうも拡大し、生活への影響も広がっている。道路が陥没してから約56時間。緩やかな坂を作り穴につなげる作業が始まった。半径200m以内の住人に避難勧告が出されている。八潮市は周辺の市や町の住人に対して可能な範囲で下水に流れる水を制限するよう呼びかけた。対象となった草加市。保育園では子どもにトイレを我慢させるわけにもいかず、感染症対策のため手洗いも欠かせない。プラスチックの皿を給食で使用するなど対応に追われている。さいたま市岩槻区の施設では高齢者の無料での入浴を中止。さいたま市北区にあるおおふろcafeは下水の使用制限が出されていないため通常営業。生活への影響が広がっている。さいたま市などから出された下水は八潮を通り下水処理場に流される。流域の下水が集中する地域であり、そのため影響が広範囲にわたったことが考えられる。だいち災害リスク研究所所長・横山芳春のコメント。越谷市、さいたま市について言及あり。