東京・荒川区は認知症の区民が外出先などで事故を起こした場合に保険で損害を補償する取組みを始めた。保険料は全額区が負担する。利用できるのは荒川区に在住する40歳異常の認知症と診断されている人。または65歳以上で区のチェックリストで「症状がある」と認められている場合。施設などに入所している人は対象外。このほか“見守りシール”の配布も始めた。区に申請すると1人あたり30枚配布される。荒川区は「認知症の人が帰宅できなくなることを防ぎ、本人や家族がより安心して暮らせる町にしていきたい」としている。
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