コメの平均価格が、約7か月ぶりに3000円台になった。農林水産省によると今月15日までの一週間に全国のスーパーで販売されたコメの平均価格は、前の週より33円値下がりし5キロあたり3980円となった。5週連続の値下がりで、3000円台になるのは去年8月以来、約7か月ぶり。農水省は、今後のコメの需給見通しを公表。2026年産米の生産量は、719万トン~732万トンで、需要量を最大で約36万トン上回ると見通し。来年6月末の民間在庫量も適正量とされる180万~200万トンを大幅に上回り、最大で約271万トンと過去最大水準となる見通し。専門家は「あまりに大きな供給過剰は心配」と話し価格が暴落する可能性があると指摘。価格が暴落した場合、採算が合わなくなった生産者が生産を縮小させることで再びコメが不足するという悪循環になる可能性があるとして懸念を示している。
