自民党総裁選挙はきょう投開票され、岸田総理大臣の後継となる新たな総裁を選出する。総裁選に立候補している9人のうち、石破元幹事長と高市経済安全保障担当大臣、小泉元環境大臣の3人が優位に立っているとみられ、上位2人による決選投票となることが確実視されている。各陣営は決選投票を見据え、国会議員票の獲得に向けた働きかけを強めていて、石破元幹事長は麻生副総裁や菅前総理とそれぞれ面会し支援を求めた。一方、総裁選の選挙管理委員会は決選投票の場合、上位2人がそれぞれ5分演説したうえで投票することを決めた。また1回目の投票で2位が複数の場合はくじ引きとすることも確認した。