フェンシング女子フルーレ団体は3位決定戦でカナダと対戦。1人目は強靭なメンタルが武器の上野優佳。幸先よく先制。フルーレは剣の先を相手の胴体に当てるとポイントになる競技。団体戦は1チーム3人ずつが45点先取か最後に高得点の国が勝利となる。上野は相手に一歩も引けを取らず3対3の同点で2人目の宮脇花綸へつなぐ。相手がついてくる剣先の方向を変えてカウンターを得意とする宮脇。相手を翻弄する。2人目が終わって5対5。3試合目に登場するのは東晟良。武器である手首の柔らかさを活かしたプレーをいかんなく発揮。手首をひねりながら相手の胴をついた東。4連続ポイントと2点差に広げるが。カナダの連続ポイントで3試合目が終わっても10対10の同点。4試合目、日本は宮脇を交代させてリザーブ登録の菊池小巻を起用。この交代は日本に流れを呼び込んだ。続く5試合目は上野。残り3試合で20対17と3点のリード。これ以上点差を広げられたくないカナダは7試合目にエースのザンを送り込んだ。ここで日本は途中出場の菊池が迎え撃つ。勢いに乗る菊池は再開から2秒後、ポイントを獲得。この試合は、オリンピック初出場の菊池が相手のエースを封じ込めた。点差を4に広げて第7試合が終了。残りはあと2試合、8試合に東が脅威の柔軟性を見せた。解説者もうなる手首の柔軟性。3点差をつけて最終戦。日本は上野、相手はハービーを送り込む。残り1分34秒、2点差に詰め寄られる。前に出るハービー。1点差リードで残りは30秒。焦るハービーは再開の前に動き出してイエローカード。33対32で勝利。日本は銅メダルに輝いた。
日本女子フェンシングの歴史を変えた4人が表彰台へ。フェンシング日本女子個人団体を通じて初めてのメダル獲得。4選手が歴史を動かした。試合後のインタビューで東晟良は「一生記憶に残る思い出になった」などコメント。また、上野優佳ら団体メンバーは「(勝った瞬間は)力が抜けてみんな涙が出てきた」「強いチーム。4年後に期待」などコメント。
日本女子フェンシングの歴史を変えた4人が表彰台へ。フェンシング日本女子個人団体を通じて初めてのメダル獲得。4選手が歴史を動かした。試合後のインタビューで東晟良は「一生記憶に残る思い出になった」などコメント。また、上野優佳ら団体メンバーは「(勝った瞬間は)力が抜けてみんな涙が出てきた」「強いチーム。4年後に期待」などコメント。