東京・葛飾区の住宅で住人が縛られ現金が奪われた事件で逮捕された男が、現場におよそ10時間滞在し、「逃げられないと思ってその場にとどまった」と供述していることが分かった。容疑者はおととい葛飾区の住宅に押し入り、70代の男性の腕などを粘着テープで縛って暴行を加えたうえ、現金などを奪った疑いが持たれている。男性は全身にけがをした。容疑者は容疑を認めているということだが、住宅に押し入ってからおよそ10時間にわたって滞在していたことが分かった。容疑者はその後、現場に駆けつけた警察官に現行犯逮捕されたが「逃げられないと思ってその場にとどまった」と供述しているという。警視庁はほかに逃走している人物の行方を追うとともに一連の強盗事件との関連を調べている。