サッカーの元日本代表で2002年のワールドカップ日韓大会などで活躍した稲本潤一選手がきょう都内で会見を開き今シーズンかぎりでの現役引退を表明した。稲本選手は鹿児島県出身の45歳。ガンバ大阪で当時の最年少記録となる17歳6か月でJリーグデビュー。ワールドカップには2002年の日韓大会から3大会連続で出場し日韓大会では1次リーグで2試合連続ゴールを決めて日本の初めての決勝トーナメント進出に貢献した。おととしからはキャプテン翼の作者、高橋陽一さんが代表を務める東京・葛飾区の社会人チーム、南葛SCでプレーしていた。今後の目標については、指導者の道で悔しかったり楽しかったりっていう思いを常に持ってやっていきたいと思うと話した。