葛の堀り子・中山廣信さんのもとを訪ねた松井絵里奈。奈良県と大阪府の境にある葛城山で行われる葛掘りに密着した。中山さんは葛の枯れ葉や白っぽいツルなどを頼りに、複雑な生え方をしている葛の根のもとを見つけ出し、葛根を掘り出した。この日は4時間かけて40kgほどの葛根を掘り出したという。
葛の堀り子・中山廣信さんが、掘り出した葛根からでんぷんを取り出す様子を紹介。専用の洗濯機で洗ってでんぷんと繊維に分けるなどの作業を行い、6kgの葛根から取れるでんぷんは1.2kgほど。その貴重さから「白いダイヤモンド」と呼ばれている。取れたでんぷんは専門の加工場で精製。吉野さらしという伝統製法で加工され、0.08mmの網目を使って不純物が取り除くという。
葛の堀り子・中山廣信さんが、掘り出した葛根からでんぷんを取り出す様子を紹介。専用の洗濯機で洗ってでんぷんと繊維に分けるなどの作業を行い、6kgの葛根から取れるでんぷんは1.2kgほど。その貴重さから「白いダイヤモンド」と呼ばれている。取れたでんぷんは専門の加工場で精製。吉野さらしという伝統製法で加工され、0.08mmの網目を使って不純物が取り除くという。