東京都の小池知事が3期目を目指し都知事選への立候補を表明した。そして、既に立候補を表明している蓮舫氏は来週早々にも公約を発表するとしている。報道陣を前にしての第一声は、テレビの視聴者を意識したものだった。東京都の小池百合子知事。このおよそ20分前、都議会の本会議で都知事選への立候補を表明した。自民党は都知事選で小池知事の支援をすると明らかにしている。同じく支援を表明している公明党からは、拍手で出迎えられ、議員それぞれと握手も交わした。一方、立憲民主党と訪れた際は、15秒ほどの挨拶のみで立ち去った。既に立候補を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員は離党届を提出した。小池知事の出馬表明について、問われると「私は挑戦者。挑戦をしていく立場」と述べた。とはいえ、小池都政8年間への批判を強めている。7つのゼロとは、小池氏が8年前に知事選に出馬した際に掲げた公約。ペットの殺処分ゼロは達成した一方、例えば介護離職の数は増えている。小池知事は電柱の地中化は都心の一部ではほぼ達成していると反論。介護離職ゼロは、礎を築いてきていると話した。告示まで1週間あまり。蓮舫氏は来週早々にも公約を発表するとしている。都知事選には、このほか広島県安芸高田市の石丸伸二前市長や、田母神俊雄元航空幕僚長ら30人以上が立候補を表明している。