吉野山の中腹にある年間約10万人が訪れるという世界遺産の金峯山寺に訪れた。本堂の蔵王堂は国宝に指定されている。奈良の東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る木造建築。吉野山の桜に関わりの深い貴重な秘仏が公開されている。御開帳の機会のみ御本尊を拝むことができる。秘仏の金剛蔵王大権現（重要文化財 ）。高さは約7.3m。3体の御本尊を祀るところは珍しいという。蔵王権現は修験道を開いた際に祈った仏様。桜の木は日本人にとっても大事だが蔵王権現の御神木として1000年にわたって人々は1本1本育てては植えてきたのが吉野山の桜。実は秘仏は怒ってるのではなく自恃の心を持って人々を守っている。そして守りながら自分で立っていけるように前へ進めるように守ってくれている。心の悪を断ち切って自恃で持ってまとめていくということでもある。しっかり目を合わせて隠し事なく全てをあらわにして悩みを聞いていただくことが大事。ご開帳は5月6日まで行われている。