秋篠宮さまの会見を取材した宮崎宮内庁キャップに聞く。会見は約1時間に及んだ。原稿なしで全て回答された。皇族数の減少については、以前から皇族数に見合った活動でもよいというスタンスだったが、今回も「生物である以上年を取っていくのは必然」と述べられるなど、会見で率直に話すことを大切にされているように感じた。佳子さま「分室」生活の公表が遅れた点に関しては、「先延ばしにしてぐずぐずしていた。タイムリーに出す必要があった」と反省もされていた。皇室の情報発信について、タイムリーに発信していくことは大変大事という考えを示された。「自分のことがタイムリーじゃなかったのであまり言えないのですが」と前置きもされていた。印象に残ったのは若い世代にも言及されていた時。悠仁さまの進路については、本人が何をしたいかが一番大事と、意思を尊重する考えを示された。秋篠宮さまは生き物に関心深かったが、法学部に進学されている。好きな分野に取り組める環境に進学してほしいという父親の思いを感じられた。悠仁さまは来年18歳、高校3年生で成年皇族となられる。