将棋界には藤井聡太六冠をはじめ173人の棋士がいるが、女性棋士はいない。女流棋士の西山朋佳さんは棋士編入試験に臨み、合格に王手をかけていたが3敗目を喫して不合格。女流棋士は棋士との公式戦で一定の好成績をあげると、編入試験の受験資格を得られる。合格すると棋士になれる。8つある女流タイトルのうち、6冠を持つ福間香奈さんも編入試験に挑んだことがあるが、0勝3敗だった。日本の将棋人口は460万人。男女比は8対2で男性が圧倒的に多い。福間女流六冠は24年12月に長男を出産し、3ヶ月後には実戦復帰した。福間さんは妊娠中、体調不良などで不戦敗となり、「本来なら喜ばしいはずの妊娠を素直に喜べず、どうしようもなく悔しかった」と会見で語った。25年12月、日本将棋連盟は対局日の変更など、可能な限り調整すると発表。また、女流タイトルの最高位である「白玲」を通算5期獲得すれば、棋士の権利を与えるという新制度も生まれた。西山さんは白玲を4期獲得中。さらに福間さんは2度目となる編入試験の受験資格を手にした。
伊藤沙恵女流四段はトップクラスの男性棋士を破り、話題を集めている。西山さんは「女流棋士が棋士に勝利しても騒がれなくなったというのは、女流棋界にとっては進歩の1つ」と語る。
伊藤沙恵女流四段はトップクラスの男性棋士を破り、話題を集めている。西山さんは「女流棋士が棋士に勝利しても騒がれなくなったというのは、女流棋界にとっては進歩の1つ」と語る。
