自民・公明両党が先週金曜日に提出した新年度予算案の修正案と関連法案をめぐり、きのう与野党最後の攻防が繰り広げられた。立憲民主党は、高額療養費の見直しについて、あらためて凍結すべきだと迫った。年収103万円の壁を160万円に引き上げるとしたが、850万円以下などの所得制限を設けた与党案についても、立憲民主党は、不公平で複雑な泥縄の生煮え減税などと指摘。高校授業料無償化などで自民・公明と合意した日本維新の会はきのう、両院議員総会などを開催。自民・公明・維新の3党で、新年度予算案と税制関連法案を早期成立させることで合意した。ガソリン税の暫定税率廃止について、立憲民主党や国民民主党と協調しない姿勢を示した。