2025年3月3日放送 21:00 - 22:00 NHK総合

ニュースウオッチ9
▽悠仁さま初の記者会見▽真冬並みの寒さに?天気は…

出演者
広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 菅谷鈴夏 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
【解説】関東平地 雪の量多くなるおそれも

斉田季実治気象予報士がスタジオで解説。なぜ急に寒くなったのか。前線を挟んで南には暖かい空気を持った高気圧、北は冷たい空気を持った高気圧があって、きのうは南の高気圧に覆われただが、北の高気圧に覆われたため、一気に気温が下がった。雪の降り方にも注意が必要。あすにかけて、この北の高気圧がさらに張り出してきて、太平洋側、低気圧も進み大雪になる所がありそう。引き続き雪の情報に注意。

悠仁さま 成年の記者会見 皇室のあり方など語る

秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが、成年にあたって初めての記者会見に臨まれた。皇位継承順位第2位の悠仁さまは、象徴天皇の存在や皇室のあり方についてご自身の考えを述べられた。初めての記者会見。悠仁さまはまず、岩手県などで発生している山林火災に触れられ「火災によって被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げる。火災が一日でも早く収まることを願っている」などと述べられた。去年、18歳の誕生日を迎え、成年皇族になられたことについて「周りから助言をもらいながら一つ一つ丁寧に取り組み、成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたい」と述べられた。悠仁さまが誕生されたのは、平成18年9月6日。皇位継承権を持つ男子の誕生は、秋篠宮さま以来41年ぶりで、2人の姉にかわいがられて過ごされた。幼いころから昆虫やその成育環境に強い関心を持ち、赤坂御用地などでトンボ類の生態調査を続けられた。悠仁さまは会見で、ご自身の性格について「長所は興味のあることを徹底して追及することができるところ。見方を変えると端緒ととらえることもできる。時としてこだわりを持ちすぎてしまう。場合に応じて柔軟に対応できるようにしていきたい」と話された。ご自身の家族については「一人一人が大切な存在であると考えている」と述べられた。その上で、家族のエピソードとして、これまで2人の姉が会見で話された「秋篠宮さまの導火線の短さ」に話が及ぶと「以前よりはいくぶんか丸くなったと思う」などと話され、大きな笑いが起きる場面もあった。来月、筑波大学に進学される悠仁さまは、会見で海外留学について聞かれると「家族の意見もよく聞いて検討してみようと思う」、象徴天皇の存在や皇室の在り方について、皇位継承順位第2位の悠仁さまは「象徴天皇の存在については、常に国民を思い、国民に寄り添う姿ではないか。皇室のあり方についても天王陛下のお考えのもと人々の暮らしや社会の状況に目を向けていくことが重要」と述べられた。

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予算案・税制関連法案 維新賛成で あす衆院通過へ

衆議院で大詰めを迎える予算審議。新年度予算案に賛成する方針の日本維新の会がきょう、財源の裏付けとなる税制関連法案の修正案にも賛成することを決めた。少数与党の下、予算案と税制関連法案がそれぞれ修正され、あす衆議院を通過する見通し。新年度予算案に賛成する方針を決めていた日本維新の会。その予算案の財源の裏付けとなる税制改正関連法案の修正案について、両院議員総会で協議。修正案では「年収103万円の壁」の見直しを巡り、所得税の課税最低限を160万円に引き上げ、年収要件を設けるとしている。総会では、議員から反対意見も出されたが、最終的に多数決で与党の修正案に賛成する方針を決定。このあと開かれた自民党、公明党との幹事長会談でこの方針を伝え、3党は与党が提出した予算案と税制関連法案のそれぞれの修正案について、あす衆議院を通過させることで合意した。自民党・森山幹事長は「予算成立のメドが立ったこと、非常にありがたい。参院の協議を経て、成立したあかつきには、政府で適時適切な執行に努力してほしい」と述べた。国会では政府の新年度予算案とあせて、与党と立憲民主党がそれぞれ提出した修正案の審議。自民党、公明党と日本維新の会が合意した教育無償化や社会保険料の負担軽減を巡って、自民党・山田賢司衆院議員は「納税者に理解してもらえる制度にならなければならない。教育は国家100年の計。目先のことで国策を誤ることがあってはならない。腰を据えた制度設計を行う必要がある」とただし、石破首相は「経済状況にかかわらず望むところに学力があればいけるべきというのが1つの考え方だが、同時に質を高め、国家、世界に有為な人材、政府としてもよく考えていきたい」と述べた。日本維新の会・金村龍那衆院議員は「医療制度の構造改革、医療費の適正化、真正面から議論される場所。(自民、公明、維新の)協議体をいつ立ち上げようとするのか」とただし、石破首相は「来年度の予算編成、税制改正、その前に“骨太の方針”の提示に間に合うよう議論を開始し、適切な計つ論が出るよう、協力、情報提供をしていく」と述べた。衆議院予算委員会の映像。衆議院予算委員会。社会保険料の負担軽減について。共産党・辰巳孝太郎衆院議員は「自民党、公明党、日本維新の会の3党合意について、国民医療費の総額を年間で最低4兆円削減する、政府の医療費の削減で医療現場を疲弊させてきた。医療崩壊が起こるのは間違いない」とただし、石破首相は「政府与党、維新の会の考えを念頭に置きながらこれから先考えていくもの。いかに制度を崩壊させないか、継続するか一生懸命考えている」と述べた。高額療養費制度の負担上限額の引き上げを巡って、立憲民主党・後藤祐一衆院議員は「国民的な理解がないのではないか。患者にとっては実質的な負担が生じているのではないか。ほかの手段も含めて検討しましょう」とただし、石破首相は「より少ない負担で療養を受けてもらうためにどうすればいいか考えて今回の結論。保険者の負担をこれからも過度に増やすことがないようにできるかも十分考えていきたい」と述べた。

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「年収103万円の壁」の見直しを巡り、与党と国民民主党との協議が合意に至らず、与党の案が、税制関連法案の修正案に盛り込まれたことについて、立憲民主党・藤岡隆雄衆院議員は「所得区分ごとに控除の金額。公平、中立、簡素の原則を逸脱し、不公平で複雑、泥縄な生煮え減税になっている」とただし、石破首相は「複雑であることは確か。公平、公正を目指すことと、制度を簡素にすることをどう両立し、分かりやすく説明するか、今後与党や野党の意見も承りながらさらに努力していく」と述べた。国民民主党・古川代表代行は「手取りを増やすために政策を講じるべきだと主張したが、残念ながら受け入れてもらえなかった。(自民党、公明党、国民民主党の)3党合意にどういう形で総理はリーダーシップを発揮したのか」とただし、石破首相は「合意形成が困難だったと報告は受けているが、昨年12月の(3党の)幹事長合意がなくなったわけではない。手取りを増やすかについて意見は一致している。今後とも真摯に協議を進めたい」と述べた。衆議院予算委員会。与党と国民民主党の幹事長が去年、廃止で合意したガソリン税の暫定税率について、公明党・赤羽税調会長は「この年末には決着をつけるまでの間は、支援策を必要であればさらに深掘りするなど、政府として国民の生活を守るという強い発信、強い対応が必要」とただし、石破首相は「地方ほどガソリンの負担が重いことは切実に感じている。期限を区切ることで議論が加速していく。3党で早急に結論を得る努力はぜひともお願いしたい」と述べた。少子化対策や消費税についても。自民党・田所嘉徳衆院議員は「児童手当や出産(育児)一時金、奨学金、さまざま行ってきたが結果が出なかった。結婚のマインドの醸成に力を入れなかったことに大きな問題がある」とただし、石破首相は「価値観に国が介入すべきではないが、出会いの機会をつくっていくか行政として努めていかねばならない」と述べた。れいわ新選組・櫛渕共同代表は「新年度予算案は過去最高の税収。消費税は廃止。今すぐ国民にお金を返してほしい」とただし、石破首相は「(消費税は)社会保障の費用をあらゆる世代が広く公平に分かち合う。安定的な税収として必要なもの」と述べた。与党は「103万円の壁」の見直しを巡って、国民民主党とは合意に至らなかったが、日本維新の会は賛同し、税制関連法案とともに予算案の修正案があす衆議院を通過する見通しとなった。政府の当初予算案が、国会審議で修正されるのは、第1次橋本内閣以来29年ぶり。減額は昭和の鳩山内閣以来、70年ぶり。少数与党の下、異例のせめぎ合いとなった予算審議が、あす大きな節目を迎える。

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“当初のスキームに無理あった”

創業家側によるセブン&アイホールディングスの非上場化が白紙となったことについて、出資を検討していた伊藤忠商事・岡藤正広会長が取材に応じ、「残念だが、当初のスキームに多少無理があった」と述べた上で、今後の出資の可能性については、否定する考えを示した。さらにセブン&アイホールディングス・井阪隆一社長が退任する方向で調整が進んでいることについて、「経営体制を変えるよりも、どのように企業価値を上げるかという戦略が重要」と述べた。

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スーパーでのコメ価格 8週連続↑

先月23日までの1週間の全国のスーパーでのコメの平均価格は、5キロ当たり3939円と、8週連続の値上がりとなった。1年前に比べると94%の値上がりで、依然として、店頭での価格上昇に歯止めがかからない状態が続いている。

(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

SPORTS
ドジャース 大谷翔平 ヒット打つも…

ドジャースの・大谷翔平選手が、オープン戦に出場。初戦はいきなりホームランを打っている。オープン戦:ドジャース6−3ホワイトソックス。大谷選手は、1番指名打者で出場。2試合連続となるヒットを打った。開幕に向けて順調そう。気になったのが大谷選手の動き。昨シーズンでヒットで出塁した大谷選手は、コーチと頭をぶつけ合うヘッドバンプが恒例だった。コーチに向けて頭を傾けたものの空振りに。大谷選手は、自身のSNSに涙を浮かべた絵文字とともに、この場面の画像を投稿。昨シーズンの一塁コーチが別のチームの監督に就任したため、この試合はマイナーチームの打撃コーチが務めていた。ブリスコーチは、笑顔で「まさか私にもやるとは思わなかった。次があるなら必ずやるよ」と釈明していた。

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Instagramアリゾナ州(アメリカ)シカゴ・ホワイトソックスマニー・ブリスロサンゼルス・ドジャース山本由伸
ドジャース 佐々木朗希 山本由伸 2日後のオープン戦を前に

ドジャース・佐々木朗希投手は、初めての実戦となる2日後のオープン戦に備えてブルペンに入った。クイックも交えたピッチングで、ストレート、スプリット、スライダーなど29球を投げ込んだ。ドジャース・ロバーツ監督は、東京での開幕シリーズの先発候補に挙げているが「まだ結論は出ていない」とオープン戦を見て判断する考えを示している。同じ日のオープン戦で先発予定のドジャース・山本由伸投手も、ブルペンでピッチング練習。前回は2本のホームランを打たれた山本投手。この日は、課題に挙げたコントロールを意識して、コースを指定しながら37球を投げ込んだ。ドジャースは日本時間のあさってのオープン戦で、山本投手、佐々木投手、大谷選手が出場する予定で、NHKでは、その試合をBSで放送する。

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デーブ・ロバーツロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希大谷翔平山本由伸
レッドソックス 吉田正尚 今季初実戦で快音

レッドソックスでは去年10月に右肩を手術した吉田正尚選手がオープン戦に初出場。早速、快音を響かせた。オープン戦:レッドソックス6−4メッツ。吉田選手はオープン戦の初戦から2安打3打点の活躍を見せた。

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ニューヨーク・メッツフロリダ州(アメリカ)ボストン・レッドソックス吉田正尚
DeNA バウアー2年ぶり復帰 目標は日本一と…

昨シーズン、日本一に輝いたDeNAに大きな戦力が復帰。バウアー投手が入団会見を行った。バウアー投手は「チームを勝たせるために来た」とコメント。バウアー投手は34歳。大リーグでは5回の2桁勝利を挙げ、2020年には、ダルビッシュ投手との争いを制して、ナショナルリーグのサイヤング賞に輝いた。おととしの開幕前にDeNAに入団。先発陣の中心となり、10勝4敗、防御率は2点台をマークした。オフに自由契約となり、大リーグ復帰を目指したが、契約がまとまらず、去年はメキシコリーグでプレー。10勝負けなしで、最優秀投手賞を獲得した。バウアー投手は「リーグ優勝と日本一が目標」と語った。勝ちへの強いこだわりは、かつてのプレーにも表れていた。おととし:DeNA×中日を紹介。横浜の地で目指すのは、ピッチャーにとってプロ野球界最高の栄誉。バウアー投手は「沢村賞をとることが目標」と語った。

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トレバー・バウアー横浜DeNAベイスターズ
日本のエース 小林陵侑 ヒルサイズ超えも7位

ノルディックスキー世界選手権ジャンプ男子のノーマルヒル:金・マリウスリンドビーク(ノルウェー)、7位・小林陵侑選手。小林選手は、先月、札幌でのワールドカップで2連勝したラージヒルで巻き返しをねらう。小林選手は「いいスタートを切れた」とコメント。ノルウェーの映像。

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葛西優奈と春香 双子の姉妹が健闘

ノルディックスキー世界選手権複合女子の葛西優奈と葛西春香。この大会、最初に出場した種目では、双子の姉妹そろってメダルを獲得した。2種目目・ノーマルヒル・ジャンプ:7位・葛西春香、9位・葛西優奈。後半・クロスカントリーを紹介。複合女子ノーマルヒル:金・キーダベストボルハンセン(ノルウェー)、6位・葛西優奈、7位・葛西春香。葛西優奈選手は「メダル獲得を目標にしていたので悔しい気持ちが大きい」、葛西春香選手は「次のW杯や世界選手権に向けてもっと頑張ろうと思う」とコメント。

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女子団体パシュート 伸びを欠き日本2位

スピードスケートW杯最終戦・女子団体パシュート:優勝・オランダ、2位・日本(高木美帆、堀川桃香、佐藤綾乃)。高木選手は「強い気持ちで(五輪で)世界のてっぺんに立つという目標を達成できるようにしていきたい」とコメント。

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(エンディング)
エンディングトーク

東京では雪が振った。明日は路面が凍結して滑りやすくなっているおそれがあるから気を付けてとhなした。

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渋谷(東京)

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