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「蠅の王」 のテレビ露出情報

武田鉄矢がニュースの読み解き方を解説。2005年8月、アメリカ・ニューオーリンズにハリケーン・カトリーナが襲来した。防潮堤決壊によって約80%が浸水、推定死者数は1800人以上。水浸しの被災地では発砲事件が頻発し、略奪やレイプも多発していることがニュースとして伝えられた。1ヶ月後に研究者が現場で調査したところ、銃声はガソリンタンクの安全弁が外れた音だったことが分かった。略奪のほとんどは水や薬を店から持ち出し必要な人達へ運び出す市民が協力する姿だった。避難所を調べるとほとんどの人が自然死だったにも関わらず殺人と報告、レイプについて公式な報告はなかった。
この事件を調べたルトガー・ブレグマンによると、人間の本能として必ず悪いニュースを探すという。原始時代に野生動物から襲われないために悪いニュースを心に刻む。これをネガティビティ・バイアスといい、怖がりながら生きる方が危険から身が守れたことが遺伝子に刻まれている。1964年3月、ニューヨーク州で28歳のキティさんが暴漢に襲われ殺害された事件。午前3時19分に悲鳴が響きアパートの窓から住民が「離してやれ」と怒鳴り、暴漢は一旦去るも戻り刺殺された。その後警察が到着するも手遅れだった。ニューヨーク・タイムズは朝刊で「殺人を目撃した37人は警察を呼ばなかった」と報じた。研究家の調査によるとその日は寒い比で多くの住民が窓を閉めていた。悲鳴を聞き外を見た人もいたが外が暗く異変に気づかなかった。少なくとも2人の住民が通報し警察は夫婦喧嘩と思い急行しなかったことが判明した。
ウィリアム・ゴールディングが小説「蠅の王」を描いた。少年たちが乗る飛行機が無人島に不時着し、極限の状態で命をも奪い合う物語。ルトガーはこの内容の事件を探すと、1965年に実際に起こっていたことを発見し、漂着した少年を取材するとトンガで6人の少年が無人島に漂着し力を合わせ全員が生き抜いたことが判明した。

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