衆議院選挙はあす投票日を迎える。今回の衆議院選挙は、小選挙区289、比例代表176の合わせて465議席を巡って1344人の候補者が立候補し、政治とカネの問題を受けた信頼回復の取り組みや、物価高対策をはじめとする経済政策などを争点に、論戦が展開されている。12日間の選挙戦はきょうが最終日で、各党の党首や幹部が、有権者の多い都市部や重点区と位置づける選挙区などに入って、最後の訴えを行うことにしている。また、各候補者もそれぞれの政策や主張を訴え、票の上積みに向けて最後の運動を行うことにしている。一方、衆議院選挙の投票率は2012年から前回まで4回続けて50%台にとどまっている。今回の選挙で今月20日までに期日前投票を行った人は467万人余りで前回の選挙の同じ時期と比べておよそ18%減っていて、投票率の行方も焦点の1つとなっている。