投開票日は「不正選挙」など偽情報がSNSで出回りやすくなる。NHKがXの投稿を分析したところ、去年10月の衆院選では“不正行われた”などの投稿が投開票日だけで5万6,000件余と急増し、開票作業が始まった午後10時ごろに最多となった。「開票に使う機械で票を書き換え」という情報があるが、票を分類・数える機械に書き換えの機能はなく偽情報。「票が操作され終盤に順位が入れ替わる」という情報には根拠がない。候補者の得票順位が開票の進み具合などで終盤入れ替わることもあるという。“不正選挙”などとする情報はXだけでなく、スレッズ、インスタグラム、YouTube、TikTokなどでも広がる。安易に拡散せずアカウントを確認し、複数の情報源を参考にするよう呼びかけた。