一昨年7月に熱海市伊豆山地区で発生した土石流では起点付近に約1万9000平方メートルの盛り土が不安定な状態で残り、土砂が流れ下った川の周辺は警戒区域に指定されてきた。県は造成当時の土地所有者に代わって残った盛り土撤去をする行政代執行を進め、今月26日に工事が完了したことから警戒区域はあす午前9時に解除される予定。これを前に県は今日、希望する被災者や地元の住民約100人に工事が終わった現場を公開。この中で県の担当者は土砂を撤去したあとののり面を安定させるために緑化・排水対策の工事を実施したことや今後も定期的に水質調査を続けていくことを説明した。これに対し
自宅が全壊した被災者は「少なくはなったけど全部なくなったわけではない」など述べた。
自宅が全壊した被災者は「少なくはなったけど全部なくなったわけではない」など述べた。