おすすめ記事は「美しさにこだりしめ縄職人上甲清さん」。つくったしめ縄の美しさや完成度の高さから注目を集めている。全国から上甲さんのところに届く注文は年々増え数年は約600個だという。すべてが手作業のため1日作れるのは10個ほどが限界で年末は1日の作業が10数時間に及ぶ。上甲さんのしめ縄の特徴は輪の中心部に施された十字の結び目。新居浜太鼓祭りから着想を得てしめ縄に取り入れたという。稲は手作業で刈り脱穀も足踏み式のものを使っている。上甲さんは消えゆく藁文化を将来に残すためにわらぐろの保存やPR活動を進める中で20年ほど前から本腰を入れしめ縄を作るようになった。上甲さんの願いは先人たちが築いた文化が未来へと受け継がれることだという。