1日から新年度、各地で入社式が行われた。鉄道やホテル事業などを展開する西武グループの新入社員たちが、入社式が行われるベルーナドームの最寄り駅まで、新入社員を送った。大手・大成建設は、総合職の新入社員の初任給を4年連続で引き上げ30万円に。さらに転勤制度も見直し、総合職で全国型に加え、勤務地が限定されるエリア型を導入するほか、転勤する際に最大で100万円を支援する制度も始める。広島市西区の食品メーカーでは、一人一人が特技を披露するなどして決意表明。家族への感謝を伝えた人も。大阪・吹田市・万博記念公園では、今月開幕する大阪関西万博の会場の設営などを手がけるグループ会社の合同入社式が行われた。輪島市では、地震で被災したことなどを理由に、計76人の職員が早期退職。人材の確保が課題となっていて、新人職員の活躍に期待がかかる。木下さんは「高校3年間、輪島市門前で暮らして、地域の方々やたくさんの支援があった。そういう人たちのために働きたいと思った」と語った。大分・別府の立命館アジア太平洋大学の入学式ではミャンマー地震の募金活動が行われた。立命館アジア太平洋大学にはミャンマーの留学生474人が在籍している。