岸田総理は臨時国会がきょう閉会するのを受け、松野官房長官、西村経済産業大臣、鈴木総務大臣、宮下農水大臣の4閣僚と高木国委員長をあす先行して、交代させる方向で最終調整しているという。萩生田政調会長については、来年度予算案の編成作業に支障をきたさないようにするため、予算案の閣議決定を目指す22日以降に交代させる方向で調整している。また世耕参院幹事長についても交代を視野に入れていて、時期については引き続き調整が行われる。一方、立憲民主党は「岸田政権の正当性は失われている」などとして、きょうの会期末に合わせて岸田内閣不信任決議案を提出する方針で、午後の衆議院本会議で採決されることになるが、与党などの反対多数で否決される見通しだ。岸田総理は国会閉会に合わせて、記者会見を行う。