西武鉄道は小田急電鉄から譲り受けた消費電力が少ない中古車両の改修を終えきょう初めて屋外で自力走行した。西武は2030年度までにすべての車両を消費電力の少ないものに置き換えるため小田急と東急電鉄から省エネ性能の高い車両およそ100両を有償で譲り受け改修して運行する取り組みをおととしから進めている。そして、きょう小田急から譲り受け改修を終えた6両が埼玉県内で初めて自力で走行した。車体には社内公募で選ばれた永遠や繁栄を表すとされる市松模様が描かれていて会社では今後、試運転や乗務員の訓練を行い、ことし5月末から西武国分寺線で営業運転を始めることにしている。