男子ワールドカップバレーは石川祐希とともに左の西田有志、新時代のエースとの呼び声のある高橋藍が揃う形となった。フィンランド戦をトリックプレーで得点する様子を見せた高橋は、バボちゃんのさわり心地の良さから雑に扱われることが多かったと苦笑いだった。日本はエジプト戦は2-3で敗戦を喫したが、チュニジア戦ではブラン監督が起用した高橋健太郎が機能して3-0で勝利。セルビア戦は西田が相手と接触するトラブルもあったが、この試合は石川の動きが冴え3-0でパリ五輪に王手をかけた。そして、スロベニア戦を3-0で勝利したことで2008年の北京五輪以来16年ぶりに自力での五輪出場を決める形となった。自力出場となったパリ五輪について石川は「オリンピックでメダルを取ることが目標」「金メダル目指してやらなければいけない」と五輪への思いを述べている。