総合馬術団体で日本が銅メダルを獲得。様々な正確性を競う馬場馬術とクロスカントリー・障害馬術と3つの種目を3日間かけ、ベルサイユ宮殿を舞台に行われた。これまで馬術でメダルを獲得したのは1人だけ。1932年のロサンゼルス五輪で金メダルを獲得した西竹一さん以来の92年ぶりの快挙である。2019年ドイツで活動する大岩選手のもとを訪ねた。実は今回の団体メンバー全員がヨーロッパを拠点にしている。ヨーロッパでは至るところに馬術学校があり、馬術が盛んである。2日目までは3位にいた日本だが、3日目の馬術障害の直前に北島選手の馬が馬体検査をクリアできず20点減点され、3位から5位に降下した。しかし代わりに出場した田中利幸選手が僅かな減点で終え逆転銅メダルを獲得した。初老ジャパンについて、会見で大岩義明選手(48)が「初老代表の私としては話題になることはありがたい」などと話し、田中利幸選手が「誇りに思う」と話した。