ウミショウブは石垣島と西表島の浅瀬で見られる絶滅危惧種の海草。近年はアオウミガメの食害で群生地が減少していて、石垣島野底地区では児童が保全活動に取り組んでいる。一方、海草などが光合成で吸収する二酸化炭素は「ブルーカーボン」として注目されていて、保全活動に加わった沖縄セルラー電話、琉球銀行、サンエーは吸収分を二酸化炭素の排出量取り引きで使用できる「Jブルークレジット」で認証を申請したところ、おととし7月から去年6月末までに吸収した600kg分が認められた。3社で均等に分け、経済活動でした二酸化炭素の取り引きなどにあてる。絶滅危惧種を対象にした事業が認証を取得したのは国内で初めて。3社は今後、保全範囲を拡大し豊かな海を守りながら地球環境に配慮した取り組みを続けるとしている。
