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「西陣織」 のテレビ露出情報

帯のデザインだけを作る職人、島村さんの工房へ。祇園祭山鉾巡行の長刀鉾の囃子方が着る浴衣をデザインしている。完成をイメージして描く細やかな仕事。図案は完成まで10日間。胡粉ににかわを混ぜて顔料を作る。展覧会の落札相場は約7万円で売れなかったらお蔵入りという。
西村商店を訪れた。模様を織る糸は数十種類の染料を配合し無限の色を生み出す。引箔は帯の下地に使われる金銀糸などの一種。引箔職人は京都で10軒ほど。引箔は和紙を使い表現する。帯幅の和紙の中央にニスを塗り、両端はニスを拭き取る。金箔を散らし2枚をくっつける。別の職人が仕上げを行い約0.3mmに切断。引箔の基本技術、和紙に箔を貼る。
職人さんたちが歓迎会を開いてくれた。切り屋は京都で2軒という。西陣織は職人の絆と技の結晶で生まれる。
八丈島を訪れた。黄八丈は国指定の伝統的工芸品。八丈島に自生する草木で染めた糸で織る絹織物。江戸時代初期徳川将軍家に献上され大奥女性専用とされたほどの高級絹織物。黄八丈めゆ工房は染色から反物織りまで一貫して行う黄八丈専門工房。黄色・樺色・黒色の3色の糸で様々な模様を織る。台風が接近していて、糸は天日干ししないと綺麗に染まらない。黄八丈は湿気に弱く、雨の日は着られないという。
2日目、3日目も雨。伝統の八丈太鼓に挑戦。4日目は青木さんと混浴。5日目は晴れて、平安時代から続く黄八丈の糸作りを学んだ。カリヤスはイネ科の植物で八丈島に多く自生。3日間天日干しにして水分を抜く。煮出して染料を作り糸に染み込ませる。糸が傷つくので揉み込まず漬け置きする。黄色は島に自生するヤブツバキとヒサカキの葉を燃やした灰から抽出した灰汁で糸を発色させ色を定着させる。樺色はタブノキを煮出し染料にする。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月11日放送 18:25 - 21:54 テレビ東京
世界!ニッポン行きたい人応援団世界!ニッポン行きたい人応援団
着物を愛するミリアムさん。2017年、外国人観光客の約30%が「着物・浴衣」の着付け体験を行っている。ミリアムさんは夫と共に3LDKに暮らしローンを返済中。スペイン在住の日本人の友人から着物を大量に譲ってもらっているという。着物120着、帯30本を保管している。江戸時代の奢侈禁止令では質素倹約を強制し庶民は豪華な着物着用が禁止された。江戸小紋はさりげないお洒[…続きを読む]

2024年11月8日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(金沢局 昼のニュース)
全国76の生産地の品を一堂に集め伝統工芸品の展示、販売を行う国内最大級の催しが金沢市で始まった。伝統的工芸品月間国民会議全国大会は経済産業省などが毎年開いている催しで、ことしはきょうから3日間、金沢市内の11の会場で開催。しいのき迎賓館の会場には京都の西陣織や岩手の南部鉄器など全国76の生産地で職人が丁寧に作り上げた工芸品が並んだ。九谷焼や輪島塗などの石川県[…続きを読む]

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