週末に行われたパリ五輪の競技を振り返る。柔道の角田夏美と永山竜樹の熱戦を振り返る。日本時間きのう、パリ五輪の柔道・女子48キロ級決勝の舞台に登場した角田夏美(31歳)は、この階級で谷亮子以来、20年ぶりとなる金メダル獲得へ挑んだ。開始から2分54秒、得意技の巴投げで“技あり”を奪いポイントを獲得。角田は「ここを目指してずっと頑張ってきたので、やっとこの位置に立てたなと思いました。本当にきつい時が多かったので、もう戻りたくないですね」と語った。初出場の五輪で金メダルを手にした角田は、試合後に行われた日本テレビの取材で「試合前は緊張していた。逆に緊張をほぐそうと自分でわざとを笑わせてから試合に臨んだ感じ。緊張で手汗、足汗かくんですけど、『私、足の甲の方が汗かくんです』とかとコーチにボソッと言ったりして」と話し、お茶目な笑いで緊張をほぐし、栄光をつかみ取った。