成人感染者の1~2割に症状が現れるとのこと。頭痛・倦怠感・味覚障害など体の不調に悩まされるコロナ後遺症。中には、感染から2年以上経ったいまでも症状に悩まされる人も。さらに、後遺症によっては若い世代でも認知機能地下のリスクがあるという。今日のナゼ?ナゼ?は、「なぜコロナ後遺症は起きるのか」。きのう番組が訪れたのは、コロナ後遺症の専門外来。診察を受けていたのは、後遺症と診断された40代の男性。男性は2年半ほど前に感染し、今も毎日頭痛などの症状が続いているという。後遺症と診断された4人のうち1人は感染から半年経過しても悩まされているというデータ。現在全国の感染者数は1医療機関あたり12.23人と9週連続で増加している。変異株JN.1の感染力が高く、入院患者も昨年末の2倍となっている。ヒラハタクリニックの平畑医院長。後遺症患者が増えたことで時間外にまで診療にあたっている。きのう診察に着ていたBさんは2年以上倦怠感などの症状が続いているとのこと。それと同時に、後遺症の辛さが理解されないことで人間関係にも悩みが。後遺症が理由で退職してしまった人も。かつてスタイリストとして働いていたが、2年前にコロナを発症。療養期間が終わり、記憶力がなくなったことに悩まされているという。スタイリストをやめ雑貨店の店員に転職するも、パニック症状で倒れてしまったという。約3ヶ月で退職し無職に。病院を転々とするも原因不明と診断され、去年8月専門の外来でコロナ後遺症と診断された。感染から2年半たったいまも通院中とのこと。