新睡眠習慣を紹介。近年の研究では、睡眠時間が6時間以下の人は7時間の人に比べ、認知症発症リスクが30%高いという。今年7月に発表されたのは寝る時間と起きる時間が?な人は、認知機能が高いという研究結果。2023年に科学界のアカデミー賞とされるブレークスルー賞を受賞した柳沢正史先生に教えていただく。睡眠時間が十分であることと睡眠の規則性が健康に非常に重要だと最近注目されていて、睡眠が規則的な人の方が認知機能テストのスコアが良いのだという。7月に柳沢先生らが発表したのは、寝る時間と起きる時間が一定の人は認知機能が高いという研究結果。柳沢先生によると、体内時計のリズムと睡眠のリズムがいつも合っていることが重要だという。BDNFという神経細胞の発達や成長を促し、神経細胞のつながりを強める脳内物質が、睡眠が規則的な人ほど値が高い。柳沢先生によると、起床時間・就寝時間ともの前後30分以内にズレをおさめるのが理想的。
寝る時間と起きる時間を一定にしたら認知機能はどう変わるのか?青木さやかが試してみた。最近物忘れがあるという。用意した色読みテストは、40個の文字を左上からできるだけ早く読み、読み終えたタイムを計測するというもの。漢字の読み方ではなく文字の色を答える。読み方と文字の色という2つの情報から、色の情報を正確に選び出す注意力が必要となるテスト。年代別の基準値で50代の青木さんは37~44秒で年相応となる。青木さんのテストの結果は51秒だった。60歳の林先生は25秒で、20代の基準値だった。青木さんの睡眠中の脳波は深睡眠が十分にとれているなど良い睡眠だという。青木さんが目指す睡眠スケジュールは就寝が夜11時半~起床朝6時間。青木さんは昔に比べて寝付きにくという問題がある。柳沢先生によると、寝付きをよくするためにはベッドでする作業を1時間早くリビングで始めること。青木さんはスマホでの連絡や台本を覚える作業を1時間前倒してリビングで行うことで、脳が早めに睡眠モードになるという。3日検証して認知機能に変化はあるのか?
寝る時間と起きる時間を一定にしたら認知機能はどう変わるのか?青木さやかが試してみた。最近物忘れがあるという。用意した色読みテストは、40個の文字を左上からできるだけ早く読み、読み終えたタイムを計測するというもの。漢字の読み方ではなく文字の色を答える。読み方と文字の色という2つの情報から、色の情報を正確に選び出す注意力が必要となるテスト。年代別の基準値で50代の青木さんは37~44秒で年相応となる。青木さんのテストの結果は51秒だった。60歳の林先生は25秒で、20代の基準値だった。青木さんの睡眠中の脳波は深睡眠が十分にとれているなど良い睡眠だという。青木さんが目指す睡眠スケジュールは就寝が夜11時半~起床朝6時間。青木さんは昔に比べて寝付きにくという問題がある。柳沢先生によると、寝付きをよくするためにはベッドでする作業を1時間早くリビングで始めること。青木さんはスマホでの連絡や台本を覚える作業を1時間前倒してリビングで行うことで、脳が早めに睡眠モードになるという。3日検証して認知機能に変化はあるのか?