全国の信号機の2割以上が老朽化している問題を受け警察庁は昨年度から過疎化などで不要となった地域の信号機を撤去する計画を進められている。全国の信号機の約21万基中4万9000基以上が耐用年数19年超でこの5年で全国で11基が老朽化し倒壊している。昨年度から5年かけ過疎化などで需要が減った4200基以上を撤去する計画が定められ、これまでに全国679基近くが撤去されたことがわかった。信号機の更新は少子高齢化などで予算が逼迫している各地で老朽化が進み問題となっている。静岡県では廃校となった学校周辺で不要な信号機の撤去が進められている。警察庁は全都道府県警察に不要な信号機を撤去し必要な更新に予算を充て交通インフラを維持するよう指示している。