警視庁が公開している地図によるときょうは杉並区、大田区、福生市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。ことし3月、東京・福生市に住む80代の男性がパソコンを操作していたところ突然、画面に「ウイルスに感染した、サポートセンターに連絡を」と表示された。慌てた男性が連絡先となっていた電話番号に急いで電話をすると男が出て、ウイルスの除去代金などとして合わせて7万円が必要。電子マネーのカードを購入してまた連絡してほしいと言われた。話を信じた男性は電子マネーのカードを購入しようと近所のコンビニに向かったが店長が詐欺を疑って警察に通報し男性は被害に遭わずに済んだ。パソコンがウイルスに感染したなどと焦らせたうえでサポートセンターなどに電話をさせるのは典型的な詐欺の手口。また、一度詐欺の被害に遭った人を繰り返し狙う手口も相次いでいる。こうした電話がかかってきたら詐欺を疑って家族や警察に相を談。