特殊詐欺の手口は年々巧妙化し深刻な社会問題となっている。東京都で去年1年間に届け出のあった特殊詐欺の被害件数は2918件。被害総額はおよそ81億5000万円に上る。そんな特殊詐欺の被害から都民を守るために活動しているのが、警視庁・特殊詐欺被害防止サポーター。全員が元警察官で、その経験を生かして特殊詐欺の被害防止に努めているとのこと。お宅訪問を行ったり、無人のATMで注意喚起を行ったりしているという。サポーターの麻生さんいわく、最近の特殊詐欺は不安を煽って巧みに信用させる手口が増えているとのこと。また特殊詐欺に遭わないためには電話にはすぐに出ないことが重要で、知らない番号には特に要注意とのこと。