サッカー女子のなでしこジャパン。オリンピックに臨む18人が発表された。チームをまとめるのは熊谷紗希でメンバーでただ一人、2011年のワールドカップ優勝や、2012年のオリンピック銀メダルを経験している。司令塔となるのが長谷川唯選手で身長157センチと小柄だが、正確なパスや高い守備力で攻守の鍵を握る。去年のワールドカップで得点王に輝いた宮澤ひなた。持ち味はスピードを生かしたドリブルと決定力。足首のけがを乗り越え、再び大舞台に立つ。今回メンバーに選ばれた18人。ベテランから若手まで顔ぶれがそろった。池田太監督は「中2日で試合をやっていく上で身体的にも精神的にもタフという部分は必要。ポジションのバランスも含めて多方面から考えた」とコメント。私たちが注目したのは2人の10代の選手。18歳の古賀塔子選手と、19歳の谷川萌々子。金メダルを目指してパリに臨むなでしこジャパン。しかし予選リーグからスペインなど強豪との対戦が待ち構えている。