東京の銀座中央通りからほど近い場所でビルとビルの間の狭い路地で壁に向かって手を合わせる人々の姿を発見。のぞいてみるとビルの一角に小さな神社があった。社殿の広さはおよそ3畳、参道の幅は1mもない。ここは縁結びや火防などの御利益があるといわれる「豊岩稲荷神社」。立地に加えてさらに不思議なのはおさい銭箱の大きさに対して小銭が転がっている音が長いということ。高さは50cmほどしかないのになぜお賽銭が転がり続けるのだろうか。参拝者が向かった先にあったのはビルの地下にある社務所。こちらも社殿と同じくコンパクトで、御朱印やお守りをいただくことができるのだが、なんと賽銭箱は地下の社務所につながっていた。社務所につながる賽銭箱は建物の構造からクランク状になっており、落ちるまでの音が遅いのは導線の形によるものだった。この場所は平成6年にビルを建てられるということになったので、神社は動かすものではないということで規模を縮小して1階が社殿になって、やむなく地下に社務所を作ったという。以前は地上にあった賽銭箱だが、泥棒にあい地下の社務所にお賽銭が落ちるようにしたという。
住所: 東京都中央区銀座7-8-14
