アメリカ・トランプ大統領は中国とともに日本が“通貨安”を誘導と批判した。この発言を受け、東京外国為替市場では午前中に一時1ドル148円台の半ばまで円高が進行した。カナダ・メキシコに対する25%の関税も発動。中国からの輸入品に対しても10%上乗せされ、20%の関税が課される。カナダと中国も報復を発表。カナダはアメリカからの輸入品を対象に関税を段階的に拡大し、最終的には約16兆円分に対して25%の関税を課す方針。中国政府は米国からの鶏肉や小麦などに15%、牛肉や大豆などに10%の追加関税を課すと発表した。日経平均株価は一時900円あまり急落、ダウ平均株価は一時900ドル以上下落した。きょう未明にはさらに急落し、一時800ドル以上値下がりした。八王子市にあるコスモ計器では、空気圧を利用し部品の品質を調べる機器を製造し世界に輸出しているが、大きな影響が懸念される。