1月25日が記念日の中華まん。1902年1月25日、北海道旭川市で日本気象観測史上の最低気温マイナス41度を記録するなど1年で最も寒い時期に、中華まんで身も心も温めてほっと一息ついてほしいとの思いから、2023年に日本加温食品協会が制定。中華まんの市場規模は約600億円。全国各地に専門店が続々登場。連日行列で賑わっているのが「羅家 東京豚饅」。豚まんといえば大阪名物「551蓬莱」が有名だが、ここは創業者の孫が手掛けている。具材は豚肉と玉ねぎだけ。豚肉は旨みと食感の異なる3つの部位を使い、醤油・砂糖・塩などを配合した秘伝のレシピで味付けしている。生地は毎日手作りし、発酵ピークをコントロール。1つ1つ手作りの一品。中華まんは最低気温が20度を下回ると売れ始め、15度を下回ると一気に売り上げが増加するとのデータも。身近な存在となるきっかけはスチーマー。井村屋もオリジナルのスチーマーを開発。当時、肉まん・あんまんをパン屋・商店・駄菓子屋で冷凍食品として販売していたが、冬に温かくてすぐに食べられるものを届けたいと開発。関東地区から始まったスチーマーでの販売は約3年で全国展開。1980年代以降、コンビニの急増も追い風となり、冬のファストフードとして定着した。そして、毎年各社が競争を繰り広げるのが変わり種中華まん。井村屋では約600種類を発売。一番反響があったのはイカスミまん。当時、食品業界でタブーとされていた黒を全面に押し出した絶大なインパクトとマカロニ入りトマトソースの洋風な味わいが話題に。問題「尖った発想が受け入れられず販売終了したのは???まん?」。正解「ビジネスまん」。肉まんの中に栄養ドリンク味のソースを包んだ。商品名はダジャレ。一方、すまんという商品は2か月で完売。具無し。客のリクエストで誕生した。
