20年ぶりとなる新紙幣が発行され、きょうから流通する。新一万円札の顔・渋沢栄一の故郷・埼玉県深谷市ではカウントダウンイベントが開かれた。日銀ではけさ植田総裁が見守る中、金融機関に新紙幣が次々と運ばれていった。新一万円札の顔には渋沢栄一、新五千円札には津田梅子、新千円札は北里柴三郎になる。財務省のまとめでは新紙幣は金融機関のATMで9割以上、鉄道の券売機で8〜9割が対応している。今から20年前の2004年も新紙幣フィーバーに沸いた。野口英世の故郷・福島県の銀行には長い列ができた。20年ぶりの新紙幣の発行に、きょうも渋沢栄一の故郷・埼玉県深谷市の銀行では長蛇の列ができていた。新紙幣を入手するため奥平レポーターも並んだ。