月曜日、歴史的な大暴落となった東京株式市場。日経平均株価は1987年にアメリカで起きた大暴落ブラックマンデーの翌日の下げ幅約3836円を超え約4451円と過去最大の下げ幅となった。パニック安の引き金となったのはアメリカの景気後退への懸念と日銀の利上げなどを受けて進んだ円高。しかし、歴史的大暴落から一夜明けた火曜日には、投資家からの買注文が殺到した。過去最大の暴落の直後に過去最大の上昇。こうした株価が大幅に乱高下する状況を受け、財務省・金融庁・日銀は緊急会合を開いた。会合後に財務省・三村財務官は日本経済が緩やかに回復していくという見通しには何も変わりはないと強調した。