国債の発行にあたり、満期までの期間が10年を超える超長期債の入札が低調となるなか、財務省はきょう今年度の発行計画を見直しを行うことになった。財務省は国債入札に参加の金融機関を集めた会合を非公開で開催。今年度の発行計画を見直して超長期債の発行額を減らす案を示した。今年度の発行総額176兆円の13%を占める20年ものから40年ものの発行を減らすなど計3兆6000億円減額。財務省は、将来的な利払い費の増加などの影響を踏まえ判断したものとみられる。補正予算の理由以外で年度途中で発行計画を見直すのは異例。