アジアからヨーロッパへの物の動きが増えることはわかりやすい。伊藤忠総研の玉井芳野氏は「米国向けの輸出が不調なため、カバーするために欧州を含む米国以外向けの輸出を増やしている」、「欧州経済も先行き不透明で、中国の安価な製品に対する欧州側の不信もあり、持続性には欠く」などと分析した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作氏は「短期金利が日銀の利上げ観測、長期金利は日本の財政悪化による国債の荷もたれ感というダブルパンチで金利が上がりやすい。今回、財務省も金利の想定を上げて国債費の膨張となっている。」と分析し、「あまり円安になってほしくないというほうが強いように思う」などと意見を述べた。
