中国の税関当局が今日発表した貿易統計によると、先月の輸出額は去年同月比ドル換算で2.5%増加した。この内アメリカ向けはトランプ政権による関税措置の影響で26%余減った一方、ヨーロッパや東南アジア向けが伸びアメリカの減少分を補った。ただ1~2月の2か月分が去年の同じ時期より21%余増加したのと比べると輸出額の伸びは大幅に鈍化した。イラン情勢の緊迫化に伴って原油価格の高止まりが続けば中国の主要な輸出先の内需が冷え込み輸出に悪影響が及ぶとの指摘も出ており、今後原油価格の高止まりが中国の輸出にどう影響するかが焦点。一方輸入額は去年同月比27.8%増加した。日本との貿易は、日中関係が悪化する中でも輸出額が3%余、輸入額が35%余それぞれ増えた。
