東京2025世界陸上で活躍が期待される選手たちの壁画アートが赤坂サカスに設置された。制作が始まったのは8月4日。縦3m、横8mのキャンパスに約40時間かけて描かれた。大会スペシャルアンバサダーの織田裕二が仕上げに金色の紙吹雪を描いて完成した。裏面には大会を裏側で支える番組スタッフたちの壁画となっている。手掛けたのは壁画制作会社の「OVER ALLs」。創業9年で約300作品を制作している。絵のコンセプトを考えるのが社長の赤澤さん、実際に絵を描くのは画家で副社長の山本さん。山本さんは制限時間内に作品を仕上げる「ART BATTLE JAPAN」で日本一になった実力者。エスコンフィールドHOKKAIDOにはダルビッシュ選手と大谷選手の壁画、東京・大手町のビルにはみずほグループの企業理念を表現した壁画アートが描かれている。20~30件の依頼を同時進行で進め、100社以上の企業から依頼を受けている。その人気から現在は展覧会も開催され、日本ハムファイターズの現役10選手を描いた肖像画が展示されている。手書きの原画は1枚120万円で購入可能。世界陸上の壁画アートは赤坂だけでなく、原宿の竹下通りの入口にあるアシックスや銀座8丁目のアシックスなど全部で5作品がきのう完成した。
住所: 東京都港区赤坂5-3
URL: http://sacas.net/
URL: http://sacas.net/