赤澤経済再生担当大臣は取材に対して自動車・鉄鋼・アルミなどへの相互関税の全てが遺憾だと伝えたと話し、見直しを求めると申し入れたという。外務省関係者はトランプ大統領には日本の立場を伝え、率直で寛大な発言があったとしている。まあt交渉のテーマに関して双方がカードを出し合うようなやり取りもあったという。この内容に関して赤澤大臣は言及しなかった。トランプ大統領は交渉では安全保障分野での負担も交渉材料になるという認識を示した。ここに関して赤澤大臣は為替に関しては出なかったとし、安全保障に関しては言及せず。今回の会談で可能な限り早期に合意し首脳間で発表を目指し、次回の交渉は今月中に実施できるよう日程調整を行うとした。石破総理は赤澤大臣から電話連絡を受けたとし、今後も協議は容易ではないが次につながる交渉ができた、自分も適切な時期に訪米し、トランプ大統領との会談を考えているとした。自民党・小野寺政調会長は成功裏の交渉だったと評価、立憲民主党・大串代表代行はややへりくだるような態度での交渉が見て取れたとし、毅然とした態度での交渉を求めた。海外のメディアは初の対面での交渉となる、今後自国の交渉の参考になると注目した。各国も今後交渉に入り、イタリアのメローニ首相が16日にアメリカに到着した。ロイター通信は今後の日本の交渉はワシントン側に譲歩する意向があるかどうかを測る試金石になるだろうと報じた。ホワイトハウスのレビット報道官は会談は生産的で前進したと話しているという。